エクア(ビルダクリプチン)について
エクア錠について調べる機会あったので忘れないうちにまとめてみた。
エクア錠(成分名:ビルダグリプチン)
【適応】
2型糖尿病の治療
【作用機序】
①インクレチンを分解する酵素DPP-4を阻害
↓↓
②インクレチン↑
↓↓
③インスリン作用↑
↓↓
④血糖降下作用↑
【エクア錠の特徴】
①DPP4阻害薬の中で血糖を下げる力は強め
②1日2回服用する必要がある(多くのDPP4阻害薬は1日1回)
③重篤な肝機能障害がある方は禁忌(DPP-4でエクアのみ)
【DPP-4のなかのシェア】 (2016年)
第1位シダクリプチン(ジャヌビア=グラクティブ)約50%
第2位のリナグリプチン(トラゼンタ)13.8%
第3位アログリプチン(ネシーナ)8.8%
4位ビルダグリプチン(商品名エクア)8.5%
5位テネリグリプチン(テネリア)7.8%
6位アナグリプチン(スイニー)5.1%
7位サキサグリプチン(オングリザ)2.6%
8位オマリグリプチン(マリゼブ)1.0%
9位トレラグリプチン(ザファテック)0.5%
【合剤について】
エクメット(エクア+メトグルコ)
うーんやっぱりジャヌビア、グラクティブは強いですね。エクアの4位は妥当かな。
次にエクアに絡んだ薬剤師国家試験問題です。
薬剤師国家試験 102回
1α-グルコシダーゼ阻害薬は →ベイスン、セイブル
2ATP依存性K+チャネル遮断 →アマリール、ダオニール(SU剤)
3アルドース還元酵素阻害 →キネダック
4DPP-4阻害 →ビルダクリプチン(エクア)で正解 >
5なし
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